第28話『ウソ?ホント? おばけなんかこわくない!』
(2012年8月26日放送)
脚本:米村正二 演出:佐々木憲世&広嶋秀樹 作画監督:フランシス・カネダ&アリエス・ナリオ

ぶさいくキャンディ

去年もあった怖いのダメな話。
今年はまさかの2人。
(ピンクと緑)
山場しか拝めないと思ったあの人の姿が拝める珍しい回。

収録DVD
(左がDVD、右がBD)

(DVDは29~30話同時収録)
(BDは25~27話、29~36話同時収録)

アバンタイトル

学校の通路で『登校日~』と歌っているみゆき。
登校日ってそんなに楽しいのか聞くキャンディ。頷くみゆき。久しぶりにクラスの皆に会えるかららしい。


間もなく教室に着いておはようと挨拶する。
すると、いきなりなおが悲鳴をあげ『ちょっとやだ、見せないでよそんなもの』と震えている場面を発見。
不思議そうに入ってくるみゆき、どうしたのか問う。
昨日読んだ本の話をしてたらそうなったと説明するやよい。
『本当にあった学校のコワ~イ話』というタイトルの本を見せる。
『という訳や』と怖がる本人を前に言うあかね。
れいか曰く、なおは大の幽霊嫌い。顔を背けるみゆきもオバケは好きじゃないらしい。
女子サッカー部のエースが怖がりでどうすると謎のイチャモンをつけるあかね。
そんな事言われても怖いものは怖いと反論するなお。頷くみゆき。
ここで、いきなりウチにええ考えがあると言い出すあかね。
『学校で・・・肝試しやぁ!』と言う。
みゆなおはあからさまに嫌がり、やよいは嬉しそう、れいかは単純に驚き顔。
そんな4人のカットでOPへ。

バッドエンド王国。
マジョリーナもあの本を読んでたりする。
人間の世界にもこんな怖い事があるなんて驚きとか感心している。すると、物音がしてビビって悲鳴をあげる。
犯人はフラスコ。何処かから落ちたらしい。
別に怖かった訳じゃないとカメラ目線で弁解。
ここで学校の怪談で人間どもを脅かしてバッドエナジーを頂いてやると閃く。

で、サブタイトル。

教室。
『夏休みも残り僅かです。宿題も忘れずにやってくださいね。それでは始業式でまた会いましょう』と言うなみえ先生。
『ハーイ』と返すクラス一同。

校内を移動中の5人。恐らくは放課後。
あかねに肝試しをどうするのか聞くやよい。本当にやるのか・・・と嫌そうななお。
当然と返すあかね。彼女曰くコレは修行。
みゆきは妖怪はともかくオバケはダメだとか。なんで?
キャンディは何も怖くないとニッコリ。。飛び込む水泳部。
『でも何しようか』と困るあかね。
『あ、生徒会の意見箱に入っていた学校の怖い話を1つずつ調べてみるのはいかがでしょう?』と提案するれいか。
嫌がるみゆなお。対照的に食いつくあかやよ。
面白そうと言うやよいに何処がとツッコミを入れるなお。みゆきも溜息をつく。

まぁまぁと宥めるあかね。とことん怖い思いしたら怖がりも治るとか言ってる。
治らないと否定するなお。本人曰く治したいとも思ってない。
実は渡り廊下の柱の影から見ていたマジョリーナ。これから肝試しを始めるとはグッドタイミングとニヤつく。
今日は一味違うと言うマジョリーナ。デカっ鼻を2つ取り出しアカンベェ召喚。
校舎を映す張られた水に波紋・・・。

『まずはここ、音楽室です』と言うれいか。やってきた5人。
れいか曰く時折、誰も居ないのにピアノが鳴るとかなんとか。
表情があからさまに怖がってるみゆなお。小学校の時もそう言う噂あったなと言うあかね。
こう言う噂には徒に恐怖心を煽るものが多いと分析するれいか。生徒会副会長として見過ごせないそうで。
『さすが、れいかちゃんだね・・・』と元気無いながら感心するみゆき。
同意するあかね。そもそも幽霊なんてもん居らへんと言う。
その言葉には納得しかねるやよい。彼女は居ると思ってるらしい。
居る居ないで揉めるあかやよ。
『とにかく私は怖いのは嫌』と半泣きなお。頷くみゆき。
キャンディはオバケなんか怖くないとまた主張。
『さ、はよ行きや』と言うあかね。
意を決してドアを開けるみゆなお。一度見つめあい、一歩進む。

すると、後ろから硬貨を落とした様な高い音。ビビるみゆなお。振り向いて『なに!?』と振り向くみゆき。

『ピアノデコル落としちゃったクル』とニッコリキャンディ。
ごまかし笑いのあかやよ。れいかも含め、鼻の上に影が入ってる所為かダークな笑顔。
いきなりピアノデコルを使う誰か(恐らくやよい)。驚くみゆなお。
無茶苦茶に弾きまくるキャンディを上手と褒めるやよい。
我に返り何で今ピアノを出したのかと涙目で怒るみゆき。2回頷くなお。
『ピアノ楽しいクル~』と平然なキャンディ。だから何で今ピアノなのかと重ねて問う。
なおはともかく、みゆきも大概ビビりやったんやなと言い出すあかね。
やっぱりこのままじゃダメだと考え直したなお。この怖がり絶対治して見せると張り切る。
仲間が居なくなって不安そうなみゆき。
『おお、なおが燃えてんでぇ』と言うあかね。みゆきも頑張る様に言うキャンディ。
頷くみゆき、『自信無いけど・・・』とジト目で一言。

忍び足で音楽室のピアノの前に来た2人。顔を見合わせた後、音楽室前の3人を見る。
笑顔でこっちを見ているあかね達3人。鍵盤の蓋を開く2人。
勝手に鍵盤が押されて音が鳴る。驚くみゆなお。
暫し間を置いて、急に演奏が始まるピアノ。
絶叫するみゆなお。慌てて音楽室を飛び出す2人をあかねが捕まえる。どうしたのか聞くあかね。
2人揃って『け』を連呼する。
?なあかねに『鍵盤が勝手に~!』と説明するみゆなお。

?なあかね達3人。信じてない様子のあかね。本当だって説明するみゆき。
ピアノの蓋に映る見覚えのある姿。その笑い声も5話ほど前に聞き覚えがある。

『それは幾らなんでも・・・』と言うれいか。『なぁ』とあかねも同意。
『本当なんだってばぁ!』と必死ななお。頷きまくるみゆき。
本当に幽霊の仕業だったりしてとニッコリのやよい。
キャンディはちっとも怖くないとニッコリキャンディ。しつけー!
アホらしいと呆れるあかね。そんなんある訳無いやんと一蹴。
『風声鶴唳と言う言葉があります』と言い出すれいか。
?な2人に怖いと思ってるとほんの僅かな物音にも驚いてしまうと言う事の例えですと説明。
実際見た側としては受け入れられる筈も無く、『でも・・・』なみゆき。
次は何処に行くか聞くあかね。それなら目の前にと指差すれいか。

辿り着いたのは階段。
れいか曰く『別の世界に続く鏡です』。『別の世界?』な4人に頷くれいか。
『あの鏡を覗いた時に、もし映る筈の無い人影が見えてしまったら、鏡の世界に引き込まれ2度とこちらの世界に戻ってこられなくなる・・・』と言う噂です。
明らかに引いてるみゆなお。あかやよは興味津々顔。
キャンディは怖(ry
『さぁ行ってきぃ』と促すあかね。超嫌そうな表情だが取りあえず行くみゆなお。

恐る恐る鏡の前に来た2人。2人が映る鏡の中で目が赤く光る人影が・・・。
怯えて怪談を駆け上がる2人。またもあかねに掴まる。
『今度は何?』とあかねに聞かれ『出たぁ!』と言う。
見覚えのある人影はその色気たっぷりな声で笑った後消滅。

廊下。
『ホントだって、出たんだって!』と声を揃える。
『真っ黒な女の人の影がこう』とみゆきが、『うーって!』となおがジェスチャーつきで説明する。
『え?』と顔が引きつるあかね。
やっぱり居るのかなと嬉しそうなやよいに『ア、アホな。居る訳無いやろ』と言う。
いきなり『疑心暗鬼・・・と言う言葉があります』と言いだすれいか。
復唱するみゆき達。
『怖い怖いと思ってると壁の染みが人の顔の様に見えたりするじゃありませんか』と問うれいか。
納得するあかね。やよいは不満そう。
『ちょ、酷いよ~』とみゆき、『本当に見たんだってば』となおは反論。
でも
『あぁ、はいはい』と信じていないあかね。
れいかに次は何処か聞くやよい。美術室と答えるれいか。『美術室?』なあかね。
みゆなおはと言うと膨れっ面。

れいかによると、美術室の壁に飾られた絵の人物が動くと言う噂があるらしい。
『へぇ』と言うあかね。『こわーい』と喜んでるやよい。
『え? まさか、また私となおちゃんの2人だけで行くの?』と聞くみゆき。
『当然やろ、肝試しやもん』と平然と言うあかね。
もうやだと嫌がるみゆき。皆も一緒に来てと御願い。2度頷くなお。顔を見合わせるあかね達3人。

『よっしゃしゃあないな』と言うあかね。
『ちゃんとついていくから、はよ行き』と2人を室内へ押す。押されるみゆなおと押すあかねの後ろをついて行くやよれい。
前で揉める3人を他所にあれの事かとれいかに聞くやよい。
『ええ、多分・・・』なれいか。
見ないを連呼して見たがらないみゆなお。
なおの目を掴んで『そんなん言わんと見てみ』と無理矢理開けるあかね。
『うわ、ちょっと!』と言うなおの声が気になって目を開くみゆき。前を見る。

子供の落書きでは無いまでも、何処か幼いなんとも中学生らしい絵だらけ。
その中の1つ、『よくかんでたべよう』と書かれた薄緑色の背景の中、緑の人物が映ってる絵。見た事のある後姿。
なんか変と思うみゆき。あかねも同意。怖がって目を瞑るなお。
なおによく見る様に言うあかね。『見てる、見てるよ~』と返すなお。
『もっとちゃんと~』とあかねに言われ見る。

どっかで見たようなと思うなお。
『え、ホンマ?』なあかね。みゆきもあかねに同意の模様。棒立ちの後ろ2人。
『毒リングは如何かしら?』と聞く若いマジョリーナ。ウインク。そう、先の2つの人影は若いマジョリーナである。
(1人だけ戦ったことのあるなお)


絶叫するみゆき達。
と言っても絶叫してるのはみゆなお。あかキャンはかなり驚き、れいかは少し驚いている。やよいに至って喜んでいる。


普通レベルの2人を押し出すみゆあか。1人遅れて出てきたなおはドアを閉める。
『れいかちゃん、さっきのも冷静に解明できるの!?』と聞くみゆき。
『せやな、さすがにウチもちょっと変かなと思ったけど』とあかねも同意。
考えてみるれいか。
さっきまで余裕ぶっこいていた羊野郎もドモるほど動揺し何とも言えない表情。
『もう止めようよ肝試しなんて』と嫌がるみゆき。
頷くなお『幾らなんでもおかしすぎる』と同意。その言葉に頷くみゆき。あかねも同意する。
れいかを見るやよい。
『仕方ありませんね』と言うれいか。残念そうなやよい。ホッと一息のみゆき・あかね・なお。
本当はもう1つ謎が残っていたと残念そうなれいか。
喜ぶやよい。反してえ・・・顔のみゆき・あかね・なお。
移動を始めるれいか。ついて行くやよい。嫌がりながらもついて行ってるみゆき達3人。
『理科室の標本の骸骨が・・・』と説明しようとしたらば周りが変な空気に包まれる。
足を置いたらば床が軋む。廊下が何時の間にか木製に変化している。

廊下だけではない全体がさっきまでとは似ても似つかない木造に。
『何か、すごい昔の学校みたい』と言うみゆき。
『これも疑心暗鬼?』と聞くやよいに『では説明がつきませんね』と言うれいか。
聞き覚えのある若い方の笑い声。
それぞれ反応は言うまでも無いのでカット。
うろたえるみゆきのアップ。

ここでアイキャッチ(本日はマーチ(プリンセス)とアカンベェ。


あんぐり5人。
『な、何?』と言うみゆき。『これは・・・』と言うれいか。『お化けかな?』と1人だけ愉しんでるやよい。
キャンディ(ry)を言うが、木造廊下が軋む音を聞いて大泣き。
みゆなおも怯えて走り出す。
そんな2人を呼び止めて・・・廊下を走ってはいけませんとマジ注意
まさかの行動に困るみゆき。

すると、ここでなおが何かを思い出した。
さっきの絵の女がマジョリーナだと言う事を思い出したらしい。
若い姿のマジョリーナを見た事の無い4人はまさかの正体に驚く。
頷くなおは『マジョリーナタイムとか言って、若返ったんだ』と説明。
(23話のソレのプチ回想)
『えー! ホントに?』と問うみゆき。頷くなお。
なるほどと納得するれいか。今までの怪現象の犯人があの方(マジョリーナ)の仕業だと言う事を。




(30分くらいかけて撮影)
『やれやれ』と言うアノ声。振り向くみゆき達。
『ようやく気付いたのね、おバカさん達』と続ける若いマジョリーナ。


『へ・・・誰?』ななお以外。
(話は聞けど姿は見てないため)
『だから、マジョリーナよマジョリーナ。私が若返れるって話聞いてなかったの?』とご立腹マジョリーナ。
聞いてたけど・・・ねぇ?な表情の一同。
やよいは素直に美人と驚く。
当たり前でしょうとご機嫌マジョリーナ。この私の美しさは世界一なのだとか。そんな事言ってポーズ決めてたら

皺皺に戻った。唖然なみゆき達。
本人曰くマジョリーナタイムは長く続かないらしい。
まぁいいと開き直り、遊びはココまで宣言。
で、バッドエナジー回収。今回の犠牲者は校庭の生徒達。カウントは4。
何て事を・・・顔の5人。
マジョリーナ曰く今日はスーパーアカンベェの準備もバッチリとのこと。
スーパーアカンベェの声がする。辺りを見回す5人。
『何処?』と言うなお。
『もしかしたら、この学校全体がアカンベェになっているのでは?』と考えを述べるれいか。
驚くみゆき達。皆に変身を促すキャンディ。

変身。ピースはグー。

スーパーアカンベェにプリキュアを倒せと命令するマジョリーナ。後ろ向きにスライドして消えていく。
アカンベェの声が校舎に響く。
『とにかく校舎から出ましょう』と言うビューティ。頷くハッピー達。
早速足を踏み出すが床がランニングマシーンの様になっており、幾ら走ろうが前に進まない。
『なんやこれ~!』とサニー、『なんということでしょう!』とビューティが言う。

2人がそんな事言ってる間にマーチの左横にバケツアカンベェ登場。怯えて前に走り逃げるマーチ。『マーチ?』と言うハッピー。

そんなハッピーの左横に箒アカンベェ登場。これまた怯えるハッピー。

怯えて逃げるハピマーの前に骸骨&人体模型アカンベェ登場。進まない3人を他所に床の進行方向に逃げるハピマー。
さすがにピース達も顔が引きつる。
まだランニングマシーン床は作動中。なのに前に走ったりしていたようだ。
ハピマーが逃げた先にも沢山の備品アカンベェが登場。また逆方向に逃げるハピマー。
備品アカンベェ軍団に追われ、縦横無尽に逃げ回る2人。
『マーチ、置いてかないで!』とか言ってるハッピー。
『落ち着いて2人とも。廊下を走ってはいけません』と追いかけるビューティ。

すると、スーパーアカンベェが苦しみだす。『どうしただわさ?』なマジョリーナ。
どうやら内部を走り回るハッピー達の動きが負担になっている模様。
苦しみの余り口をあけだすアカンベェ。口を開けてはダメと言うマジョリーナ。

走り回るハッピー達の空間が捻れ始める。
目を瞑りつつ半泣きで走ってるハピマーの前に光が・・・。『あ、あれは出口!』と言うビューティ。

スーパーアカンベェの間もなく外に出た5人。飛び出てきた5人を見て『しまっただわさ!』と言うマジョリーナ。
『あれ? ここは?』と言うハッピー。外に出られたと喜ぶキャンディ。
やや怯みつつプリキュアを倒せと命じるマジョリーナ。自身の名を叫ぶスーパーアカンベェ。
『これは!』とサニー、『大きい!』とピース、『やはり校舎全体がアカンベェになっていたんですね』とビューティが言う。
やる気満々のスーパーアカンベェ。笑うマジョリーナ。
だが様子がおかしい。
『もしかして』とハッピー、『今日のアカンベェって』とビューティ、『デカすぎて動かれへんのとちゃう?』とサニーが言う。

はいその通り
『ホントだ・・・』と唖然マーチ。『行くよ、皆!』と言うハッピー。頷く4人。

レインボーバーストで撃破。

ひよこ、向日葵、メロン、ぶどうデコルをゲット。喜ぶキャンディ。
覚えてろと言い残し姿を消すマジョリーナ。元に戻った世界。校舎を後ろに真顔で立っている5人。


下校中の河川敷前。
肝試し楽しかったと言ってるキャンディ。
『オバケの正体はアカンベェだったけど』とみゆき、『やっぱり怖いのは苦手だなぁ』となおが言う。
あかね、笑った後『やっぱり怖がりはそう簡単には治らんか~』と言う。
怖くないとニッコリキャンディ。『ね~、キャンディ~』と同意するやよい。
絶対ウソと言うみゆき。キャンディも怖がってたと指摘。
怖がってなかったと主張するキャンディと怖がってたと言うみゆき。

そんな話をしているのを聞いているれいか。思い出した様に夏休みの自由研究は何にしたか聞く。

固まる4人。脂汗。れいかは今回の肝試しで超常現象について研究してみようと思ったそうで。
『自由研究どころか・・・ウチまだ英語全然やってへん』と言い出すあかね。
やよいは数学、なおは歴史、みゆきに至っては全部らしい。
さすがに全部には驚くしかない4人。泣きながら走り去るみゆき。
それを真似る様に喚きながら、なお・あかね・やよいの順で走り去る。
『皆さん、どうしたんですか!』と聞くれいか。

『お化けも怖いけど、真っ白な夏休みの宿題の方が百倍怖いよ~!』と言うみゆき。
彼女を筆頭に泣きっ面の4人のカットから黒くフェードアウトして

~おしまい~

~今週のまたみてね~

・・・

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